三菱・iで巡る妻有トリエンナーレ

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軽自動車の良さは、車体の小ささと維持のしやすさ。昔に比べ内装の仕上がりも十分のクオリティを持っている上に、開放感も広さも十分に持っています。

そんな中、気になる軽自動車の一台、「三菱、i」に乗ってみました。
発売当時、未来的なエクステリアデザインと、小型車と比較される価格を掲げ、何かと話題になりつつも、ネガティブな情報をあざ笑うかの様に販売台数を順調に伸ばしたクルマです。
最近では、量産型初の電気自動車として話題を集めている「i-MiEV」のベース車となっています。

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【クルマについて】
クルマの外観イメージは、強く印象的。エンジンレイアウトなどは、スマート「フォーツー」と同じ形でリアにレイアウトされ、後部座席分が伸びた形と表現すると、分かり易いかもしれない。
ロボットの様な愛嬌を持つフェイスに、なかなか広い室内を持つ。
リアシートは座面が高く、窮屈な印象もあるが、長距離時のサブスペースとして見ると、快適な広さを感じる。実際に目の前に対峙すると、思った以上の背の高さを実感できるだろう。

【今回のルートについて】
東京丸の内から、新潟妻有を目指します。高速移動をメインにしつつ、新潟県内では山道のアップダウンが続く、一般道がメインとなります。
思ったより小回りが効かないと言われる「i」ですが、実際はどうか?軽自動車をあまり体験していない筆者としては、山道でのパワーも気になる所。

【スタート】
丸の内でクルマを受け取り、一路新潟を目指します。首都高から、関越にのり一気に新潟へ。首都高での合流も難なくこなし、カーブやアップダウンもドライバーズシートからの視界の良さで、運転しやすく、ストレスがありません。
室内にエンジンを抱え込んでしまうスタイルだからこそ、踏み込んだ時のエンジン音は若干気になるが、音楽を楽しんでいれば気にならない程度。

関越に入ってからは、退屈な移動となる。長距離なら速度もあまり変えず、100km/h位を維持しながら走行。特に煽られることもなく、無難にこなす。素直なクルマだ。

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助手席との距離は若干近いかもしれないが、適度な距離感もしっかり確保している。
ただ、中判地点を過ぎる頃、シートが身体に合っていないのか、座り心地が気になって来た。途中休憩を入れる事で、特に痛くなる程ではなかったが、女性向けという印象か?

軽自動車を足にして、つくづく感じるのは、駐車場でのゆとり。クルマをレーンに入れる時のゆとりに加え、駐車後の乗り降りも隣のクルマを気にしない。
普段大きめのドアを持つクルマに乗っているせいか、とても関心したコトでもあった。

 

さて、新潟に入ると始めは街中での移動となった。
今回の目的は「妻有トリエンナーレ」だ。これは、新潟の広いエリア内に、アート作品が点在し、鑑賞者はそれぞれ、地図を見つめながら移動をして巡るというもの。
まずは、作品の多い中心部に向った。
知らない街で、地図を見ながら移動するのは不安だ。ただ、小型の車体を活かすべく、路肩へ寄せて地図を調べたり、小さな駐車スペースへの駐車、細い路地の移動など、キビキビとこなす。

街で美味しい蕎麦を食した後に、今夜の宿を目指しながら、途中の作品を巡ることにした。ここからは山道だ。薄暗い山道。舗装も東京程に良くは無い中、ぐんぐんと山を登る。
山道に申し訳程度に確保された駐車スペースに止めても、すれ違いなどは十分。良いクルマだ。
宿の手前1km程で、実は土砂崩れ跡があったのだが、このクルマは舗装部分を余裕で進む。

【総評】
とても室内が心地よく、お気に入りの音楽を持ち込めば、最高のプライベートルームとなります。

結果的には今回の旅に最適なクルマだった。