購入に至るまで。その気持ちが動いた瞬間をマセラティ カンビオコルサのオーナーに聞く。

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情報源: ’06 マセラティ クーペ カンビオコルサ | ポテンシャル カープロジェクト | 欧州を中心とした輸入中古車の販売

この角度からだとよく見えるけれど、プレスラインが複雑で魅力的。この塊感の中の繊細さはスポーツマンの肉体美的なセクシーさがある。

このクルマの購入に至るまで、オーナーに聞いてみた。東京都内を探せば走ってるマセラティは見れるけど、オーナーに聞ける機会は少ないですよね。気になることはいろいろと出て来ます。

 

Q(Great Drive):マセラティ カンビオコルサを購入に至った決め手は?

A(オーナー):フェラーリほどスポーツではなくて、普段使いもできるスーパーカー。『一応4人乗れて、スピードもそこそこ楽しめる。そして他の人が持っていないクルマで所有欲を高まる。』を探していて辿り着きました。

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情報源: ’06 マセラティ クーペ カンビオコルサ | ポテンシャル カープロジェクト | 欧州を中心とした輸入中古車の販売

所有欲を高める=クルマ好き同士で語り合ったり、「自慢できる」って気持ちは共感できる。クルマって自己欲もあるけど、共有して楽しむ気持ちの高まりも絶対にある。
世間体を気にしすぎて隠してしまう人もいるけれど、こうしたクルマを折角手にしたのなら共感できる仲間と楽しむのも所有する良さだと思う。

 

Q(Great Drive):他に検討したクルマってありましたか?

A(オーナー):アストンマーティンDB9とフェラーリカルフォルニア。でもカンビオコルサに試乗して、このクルマに決めました。
アストンマーティンDB9は800万代、フェラーリカルフォルニアが1,500万オーバー。それに比べると、500万で乗り味は他の二台と同じ様な楽しさがあった。
さらにこの個体の整備が完璧で、維持もしやすそうだと直感があった。

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情報源: ASTONMARTIN History

中古の個体を選ぶなら、前のオーナーがどう付き合ってきたかがポイントですよね。整備の具合によっては新車よりも安心して乗れる事実もあります。僕もフェラーリの時に実感しました。
アストンのDB9、フェラーリのカルフォルニア、どちらも異なる魅力があるけれども、比べるとカンビオコルサが一番落ち着きを感じる部分もある。

 

Q(Great Drive):マセラティって選択は面白いですね。
A(オーナー):好みだと思うけれど、マセラティって意外に乗っている人が少ない割に、スーパーカーという認識は持っていたりする。漠然と『高いんだろうな』という印象かな。
新車で購入すると1,000万を超えるのだから、その認識は合っているのだけど、それでも値段がわかりにくい車種の一つ。
フェラーリより上品に見えそうではある。

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情報源: dailyderbi.com

確かにフェラーリの値段はメディアでも出てくることがあるし、メジャーなだけに記憶に残りやすいのかもしれない。その点マセラティって値段がわかりにくいクルマですね。アストンマーティンも同じジャンルかもしれない。

 

Q(Great Drive):ずばり、決め手ってなんでしたか?

A(オーナー):マセラティの中ではクアトロポルテと悩みながらも、クアトロポルテはベンツのSクラス並みに結構大きいので、普段使いにはどうかなと。
実際カンビオコルサに乗ってみると、F630と同じエンジンを積んでると実感できる加速。フェラーリより内装が豪華だし、コスパという点では優れていると判断しましたね。
フェラーリカルフォルニアと比べたら断然安い。カルフォルニアは真ん中の吸気口が個人的に好きになれなかった。という点もあるけれど。

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情報源: http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/past-models/ferrari-california/

フェラーリの内装については僕も買って気づきました。「あれ?案外質素だ」と。ネオクラシックな年代物だったこともあり、すべては必要最小限。機械感があってワクワクするけれど、どこか値段に対する満足感が物足りない感じ。もちろん運転すると吹っ飛びますけどね。

500万の中古車と聞くと高い気もするけれど、国産車の新車価格と比べると、やはり満足感は桁違い。リセールバリューが大きいのもこの手のクルマの良さですね。

 

「迷ったら一度は買えば良いと思う。」とオーナーさん。

(オーナー)マセラティをローンで購入することもできるのは日本だけ。海外では即金でないと相手にされない。「良い国なんです日本は。」と。

 

実際そうかもしれないですね。オーナーさんは既に完全に自分のクルマですが、ローンという選択肢があるのなら、利用する選択肢は外してはいけないですね。