日産・フェアレディZで巡る箱根
今回はズィーカーこと「日産・フェアレディZ・ロードスター」です。
言わずとも知れた「フェアレディZ」のオープンタイプ。
クーペスタイルの「Z」には何度かドライブさせて頂いた経験があるのですが、今回はオープンカー。どのような違いが体感できるのか?今回の楽しみでもあります。
【クルマについて】
初代「フェアレディZ」から引き継ぐ、ロングノーズのシルエットは、クルマ好きなら一度は憧れた事があるのでは?
大型のスポーツカーですが、こういったタイプのクルマは、その存在感とパワーが魅力の一つです。このサイズで2シーターというゆとりが、ドライバーの喜びの一つでもあると感じます。
【今回のルートについて】
高級感あるスポーツカーなので、スケジュールもゆとりを持って、クルマと対話できるルートを選んでみました。
目的地は箱根。とはいえ、高速ではすぐに着いてしまうので、今回も高速を使わないルートを走ります。富士屋ホテルに一泊し、クルマに合ったちょっとリッチな雰囲気の旅です。
【1日目】東京〜箱根
世田谷からR246を通り、小田原を抜けて箱根を目指すルートです。比較的混むルートではありますが、景色を楽しみながら、気になるお店に飛び込んだりと一般道なりの楽しみ方で走って行きます。
とはいえ、小田原まではストレス無く到着。かまぼこ屋で一休みしつつ、今日の目的地「富士屋ホテル」を目指します。
ホテルの車寄せにクルマを滑り込ませると、当然そこにあるかの如く絵になるクルマです。隣に並ぶドイツ車よりも、日本の伝統的な建築に似合う気がしました。
そんなクルマから降りる時も、ちょっと優越感を得る事が出来るのは『Z』のキーを持つオーナーだけの楽しみなのかもしれません。
この夜は箱根大文字焼きの日でした。夕食でお酒を頂いていたので、電車で隣の駅まで移動。適度な人ごみはありましたが、心地よい風に包まれて眺めも良く、最高のロケーションです。
【2日目】箱根〜東京
朝起きると快晴。朝食を取ったあと、早速箱根のワインディングへと向かいました。
クーペよりも、しなやかな印象ですね。カッチリとしすぎず、次々と続くコーナーをリズム良く、一連の動きで流れるひと時は、今までに無い快感です。
走る前には狭い山道でのワイドな車体が気になっていましたが、走ってしまえば全く違和感無く、どんな細い道でも思い通りのラインで駆け抜けることが出来ます。
車幅感覚が掴み易いですね。
オープンにすると、山の木々の緑を身体で感じる事ができ、速度を上げなくても自然との一体感を楽しめます。
変わりゆくシーンによって、最適な環境を纏うことができるのです。
その後彫刻の森美術館を目指した後、地獄谷温泉などを巡った後に、小田原からやはりR246を抜けて東京へ戻りました。
日が沈めば、夏でもオープンに出来る時間が訪れます。
ワインディングも似合えば、丸の内の街中も似合うクルマです。日本橋、大手町、丸の内と夜の街並みを楽しんで、今回の旅は終了となりました。
【総評】
不思議とドライビングマナーまで、ゆとりを持てるプレミアムカーです。
ただ静かに走るということではなく、ドライバーの気持ちに反応するアクセルとブレーキはまさに大人のスポーツカー。
クルマと対面した際に、自らの服装まで正したくなるジェントルなスポーツカーでした。
◆富士屋ホテル
http://www.fujiyahotel.jp/
今回は『花御殿』に宿泊。各所に花のモチーフが散りばめられています。
随所に佇むもてなしの心に、幸せの時間が流れます。
◆箱根 彫刻の森美術館
http://www.hakone-oam.or.jp/
屋外に展示された作品は、体感出来るものも多く、
どの美術館よりも、アートを近くに感じることの出来る場所です。