突如釘付けにされた短編映画。クロード・ルルーシュのランデブー


この映像に出会ったのは、ふと訪れた六本木の自動車関連グッツのお店。六本木に住んでいた頃、近くのデザインギャラリーを覗いた後の散歩コースだった。

映像自体はパリの街中をノンストップで爆走するワンカット。サウンドは甲高くも野太いエキゾーストノートと、タイヤのスキール音。

あらためて思い出して検索すると、1966年「男と女」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールとアカデミー外国語映画賞を受賞した、クロード・ルルーシュ(Claude Barruck Joseph Lelouch)による作品だとわかった。

作品自体は1976年、クロード・ルルーシュ監督が39歳の歳。


http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/past-models/275-gtb/

エンジンサウンドの正体はフェラーリ275GTB。画像から分かる通りのフロントエンジンのタイプ。あの音はエンジンルームからのサウンドそのものなのですね。シルエットはフェラーリの中でも優雅で心地よい。1964年に製造されてるので、当時12年ものですね。監督の愛車とのこと。

でしたが、下記のインタビュー(2006年)にて、メルセデスベンツ450SEL6.9で走行・撮影。フェラーリのサウンドは後から載せているとの話。さて、真実は如何に?

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撮影はゲリラで行われたという話は有名な様で、そのハンドルを握るのは監督本人とメイキングで語っている。

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スカッとしますよね。もちろん問題は多々あると思います。でも、こういう欲求に対する共感。最大限回り続けるエンジンサウンド。
作品として成り立っている。ネットで今日見られるワル自慢では無い。

「ランデブー(C’était un Rendezvous)」はブルーレイ版として発売もされています。この解像度とサウンドはBGVとしてもおすすめです。

ブルーレイ版